磨き抜かれた即応性と柔軟性
VSP 5200, 5600はVSP 5000シリーズの最新機種であり、高信頼な基幹システム向けのエンタープライズストレージです。ハイブリッドクラウドソリューション EverFlex from Hitachiのデータ連携基盤として活用でき、従来の売り切り型に加え、サブスクリプション型でも提供されます。
VSP 5200, 5600は、日立がこれまで培ってきた高信頼技術を継承しながら、アーキテクチャーを見直し、膨大なデータを遅延なく処理する即応性と、流動的なビジネス環境に対応する柔軟性を強化。システム維持運用負荷の低減と投資保護でデータの長期利用を実現し、お客さまのデジタルビジネスを加速させます。
グローバルでの評価
これらストレージを海外で販売している日立の米国子会社であるHitachi Vantara LLCと、VSP 5000シリーズは、Gartner, Inc.が発行するストレージの調査レポート(※1※2)で、ともに評価されています(図1)。
※1 Gartner, Magic Quadrant for Primary Storage, Jeff Vogel, Roger W. Cox, Joseph Unsworth, Santhosh Rao、Published 11 October 2021
ガートナーのマジック・クアドラントは特定の市場におけるリサーチの集大成であり、その市場で競合している各社の相対的な位置付けを広い視野で捉えることができます。(Gartner, リサーチ・メソドロジ マジック・クアドラント)
※2 Gartner, Critical Capabilities for Primary Storage, Santhosh Rao, Roger W. Cox, Joseph Unsworth, Jeff Vogel、Published 11 October 2021
クリティカル・ケイパビリティ・レポートは、競合する製品/サービスを、ガートナーが特定した重要な差別化要素に照らし合わせて評価する比較分析です。(Gartner, リサーチ・メソドロジ クリティカル・ケイパビリティ)
VSP 5200, 5600の特長
今回新たに提供されるVSP 5200, 5600は、日立独自のストレージ仮想化技術に加え、次のような特長を備えています(図2)。
データ処理量の増加傾向を見ながら性能拡張
業務システム無停止かつデータ移行を伴わない、安全なストレージコントローラーの次機種アップグレードにより、業務システムのデータ処理量の増加傾向を見ながら、適切なタイミングで性能を拡張できます。本サービスはサブスクリプション型でも提供します。
データ圧縮時でも高性能
IoT、エッジコンピューティングなどで、データは今後も増加し続け、低コスト・高効率・安定したデータ運用は今後も重要な課題です。データ圧縮処理を、独自開発のデータ圧縮ハードウェアにオフロードすることで、処理性能を従来機種(※3)と比べて約40%向上。高いデータ圧縮と高い処理性能を実現します。
※3 VSP 5100/5500との比較
持続可能性と環境配慮
筐体の長期利用(※4)による資産保護と持続可能性を両立させたほか、環境に配慮した設計により記憶媒体の使用効率を高め、消費電力を約65%削減(※5)しました。これをCO2排出量に換算すると年間約120t(※6)のCO2排出量削減となります。
※4 日立従量課金型データ基盤ソリューションで提供。最長10年
※5 VSP 5000シリーズにて容量削減前後のストレージ全体の消費電力を比較 (前:7.6TB SSD 2304台搭載、後:同SSD 576台搭載)
※6 利用する電力会社により異なります。
ガートナー免責事項
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